こんにちは!ともおです!
最近、YouTubeにはクラシックのエチュードの動画をアップしてみました。
フェルリングという人の「フェルリングによる48の練習曲」というエチュードなんですが、
もともとはオーボエのために書かれたエチュードなんです。
それをパリ国立音楽院の名誉教授だったマルセル・ミュールというサックス奏者が
サックス用のエチュードにアレンジしたり、
追加して作曲したりして作られたのがこの「サクソフォンのための48の練習曲」です。
ぼくはこのエチュードには大変お世話になりました(震え声)
というのも、
高校生の頃に音大受験のために
さんざん練習したサックスのエチュードなんですね。
難易度的には中級の終わりくらいなんじゃないかなと思うくらいの練習曲ですが、
高校生にしては本当に難しいと思います。
60曲すべて練習しましたが、記憶にございません状態です。
実は初めてこのフェルリングのエチュードを
練習したのは中学3年生の春くらいでした。
クラシックで音大に行くつもりでいたので、
なーんにもわからずに練習を始めたんですが、
音楽的知識の貧困の極みだったため、まず意味が分からなかったです。
リズムも読めないし、苦しいし難しいしでやる気もどんどんなくなっていったのでした(笑)
ですが、そんなフェルリングを練習していると
職員室まで聞こえたようで、当時の担任、
そして、吹奏楽部顧問だったぼくの恩師が、ささささっと僕のもとへ。
「青木君もついにそのエチュードに手をつけましたか」
というゲームで賢者が主人公に語り掛けるようなセリフを言って、
このエチュードをアレンジしたマルセルミュールの三枚入りのサックスのアルバムCDを持ってきてくれたのでした。
なんでもってんだ
そんな恩師が指導する中学校には、今も毎年レッスンで何度もお邪魔しているのでした。
なんとも不思議ですね。
おかげさまでそんなマルセルミュールの演奏を初めて聞いたわけですが、
本当に衝撃的な音と演奏でした。
つややかで温かく、正確で美しい。
そんなマルセルミュールが、
この1年後お世話になるサックスの先生の師匠の師匠だとはこのときはまだ知らないのでした。笑
今回はこの辺で!
またクラシックも吹きたいね
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